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エピペン処方
エピペンとは
エピペンは、ハチ毒、食物及び薬物等によるアレルギーを治す薬剤ではなく、アナフィラキシーの症状を緩和するために、自己注射する補助治療剤です。エピペンには、アナフィラキシー発現時の治療に用いられるアドレナリン(エピネフリン)の薬液と注射針がキットになっています。
アナフィラキシーとは
ヒトにとって異物が体内に侵入したときに、体を守ろうとする防御(免疫)反応が、体に不利に作用し、かゆみ、くしゃみ、炎症、喘息などの様々な症状を引き起こすのがアレルギーです。
アナフィラキシーとは、アレルギーの原因物質(アレルゲンまたは抗原)に接触したり、摂取した後に、数分から数十分以内にアレルギーによる症状が体の複数の臓器や全身に現れる激しい急性(即時型)のアレルギーです。重症の場合には、呼吸困難や意識障害を引き起こし、ショック(アナフィラキシー・ショック)を起こすこともあります。
アナフィラキシーショックとは
アナフィラキシーショックとは急性で全身性のアレルギーのことです。アレルギーの原因物質(アレルゲン、例えばスズメバチに刺される・卵・小麦・そばを摂取する)に接触したり、摂取した後に、数分から数十分以内にアレルギーによる症状が体の複数の臓器や全身に現れる激い急性(即時性)のアレルギーで、重傷の場合には呼吸困難や意識障害を引き起こし、最悪、死につながることもあります。
エピペンは、「アナフィラキシーショックが発現した際の補助治療を目的とした自己注射用製剤」です。エピペンは、通常体重が15kg以上の方が対象となります(体重15kg以上30kg未満の方;「エピペン注射液0.15mg、体重30kg以上の方;「エピペン注射液0.3mg」)
処方までの手順
- まずはお電話で予約をしていただきます。
- 受診希望日の予約 ※受診希望日の5日前まで
- 予約日確定後、エピペン発注(届くまで2~5日かかります。)
- 受診日当日、医師の診察後、薬剤の使用方法の指導を行います。
- 薬剤の処方
エピペンについて詳しくは、下記をご覧ください。
エピペン注射液のホームページ